事故の概要

先高の緩い斜面にアイドリング停車中の車の運転席側ドアを開けエンジンを停止、キーを抜いた直後に車が後退、約50メートル道路より斜面を落下し切り株に後部から衝突し停止した。

 発生日時、平成22年7月31日(土曜日)、午前2時ごろ

 発生場所  長野県茅野市  標高1700メートル

 事故車両
           車名     スバル レガシー
       仕様     TX-S ステーションワゴン
       初度登録年月 平成14年2月
       走行距離   約16万キロメートル

事故に至る経緯

わたしと妻は千葉県の自宅を7月30日(金曜日)午後10時ごろ事故車両を運転して出発。

31日、午前0時ごろ長野道佐久インターを通過、同日午前1時半ごろ事故現場に到着した。暗闇状態のため、ヘッドランプをつけた状態で路上にアイドリング停車した。

妻とともに車外に出、荷物の一部を下ろした後で、再度 妻は助手席側のドアを開け上半身を車に入れて荷物の搬出に着手、わたしは 運転席側のドアを開け、外からエンジンの停止とキーの抜き取りを行った。キーを抜き取った直後に車両が後退を始めた。


妻は 車両の横に立ちドアを押さえて車を止める動作を試みたが後退する車両の勢いに押され、ドアにはじかれる状態で路上に後退した。

わたしは車両を止めるべく頭を助手席側に向け四つ這い姿勢で運転席に入り込んだが、結果的には後退する車両の中で自分の姿勢を維持するのが精一杯で何も出来ず、そのまま車両とともに落下していった。

車両は運転席側のドアを開けたまま路上を10メートルほど後退し、その後道路から急斜面を落下、木の切り株に衝突し停止した。

事故後の対応

夜明けを待って7月31日午前8時ごろ 保険会社並びに長野県警に事故を連絡した。

長野県警、茅野署の事故対応車が8時半ごろ現場に到着、男性、女性2名の担当者がそれぞれ現場確認、書類手続きを行った。

男性担当者の現場でのコメントは以下の2点。

1.4輪とも回転して落ちている。
2.ギヤーはパークの位置に入っている。

千葉スバル、富士重本社との対応

8月1日(日曜日)、千葉スバルにて事故車両から新車への買い替え商談実施。

商談成立後、店長、及び担当に事故の概要説明、そばにいた工場長にも相談したところ富士重本社 顧客対応係りに相談するよう助言を受ける。

帰宅後 メールにて 富士重顧客係りに 報告、相談窓口の紹介を依頼。

8月3日(火曜日)14時15分 富士重本社 顧客係りより
千葉スバルを通して 対応する旨の連絡あり。

この際、同種の事故報告の有無を問い合わせたが 該部門での扱い例はないとの返答有。

8月4日(水曜日)、20時 千葉スバルより連絡、
事故車両の引き取り、検査と代車提供の申しであり。応ずる旨返答。


8月6日(金曜日)、18時 事故車両、代車交換終了

参考事項

わたしは1979年、スバルレオーネを購入、以来、事故車両を含め2台のレオーネ、2台のレガシーを乗り継いできた。

4台のスバル車の累積走行距離は40万キロを超え、事故現場での車両の駐停車も30年間同じ操作を行ってきている。

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